先日、支援している学校でロボレーブの予選が行われました。
ロボレーブについて詳しく知りたい方はこちらまで ⇒ https://www.roborave-kaga.com/
今年度はみんなで集まって一斉に行う大会が中止となってしまいましたが、自治体の職員さんが各学校を回り、記録を取ってくださいます。
支援先の学校では、10名ほどが3つのチームを作って参加しました。エントリーした競技は、アメージングチャレンジといって、木の板で作られたコースからはみ出ることなく最後まで走り切れるかを競う競技です。到達できた距離によってポイントが獲得できます。ゴールするとボーナスポイントが加算されます。タイムが早いほどボーナスも大きくなります。
与えられた制限時間の中で各チーム試行錯誤を繰り返し、プログラムを調整していきます。パラメータはモータへの出力と時間だけなのですが、動かしていくうちに電池が減ってしまい動きが遅くなったり、新しい電池に変えたとたんに元気になってオーバーランしたり、最初にロボットを置く位置や角度によってコースをはみ出たりはみ出さなかったりなど、最後まで調整に追われる始末でした。
そういう中、3チーム中2チームがゴールにたどり着くことができました。その2チームの取り組み方はとても対照的で、1つは何度も何度も本番チャレンジを繰り返し、数うちゃ当たる(?)の精神が特徴のチーム。もう1つは、練習コースでじっくりと調整を重ねたのち、制限時間ぎりぎりで本番にいどみ、1度のチャンスを確実に成果に結びつけたチームです。今回の予選の1位は数うちゃ当たるチームでしたが、1回での最高得点は、じっくり調整チームでした。
ロボレーブの競技の楽しさだけでなく、取り組み方の違いも楽しめた予選会でした。
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